激動の時代を生きた軍人、乃木希典。彼は旅順で数万の兵を死なせた「愚将」か、自らの存在すべてをもって帝国陸軍の名誉を支えた「聖人」か ―― ? 幼年期から殉死までをつぶさに追い、乃木希典の知られざる実像に迫る。日露戦争開戦100年後に書かれた本書は、「坂の上の雲」などで描かれる従来の乃木像をくつがえすとともに、「徳」を見失った現代日本への警告ともなっている。
1 面影
2 国家
3 徳義
4 葬礼(武士道よりも厳しい道
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
【 歴 史 】
- 感想投稿日 : 2014年9月21日
- 読了日 : 2014年9月21日
- 本棚登録日 : 2014年9月21日
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