日本が中国の自治区になってしまった近未来の京都を舞台にしたお話。
あごに神様を住まわせている主人公稲荷さんを中心に、不思議な女の子たちのそれぞれの片思いを交差させつつ、ポケットモンスター風な戦闘シーン(ポケットモンスターのストーリーを知らないのに書いてます。こんな感じじゃない?っていうイメージ)を織り交ぜ、すごくアニメっぽい展開だなーと思いました。普段アニメみないので、なんとなくそれっぽい、でしかないですけど。
神様と会話できて、しかも不思議パワーをもってるなんて、うらやましくもあり、いつかこんな未来がこないこともないんじゃないかという気もして、ちょっと不安にもなったり。
いつか中国に飲み込まれてしまうのかしら。
「お母さんの若いころは、日本が経済大国だったこともあるのよ」
「えええ、信じられない!」
なんて会話が成立しちゃったりして。
ごめんね、未来の子どもたち。あたしたちに力がないばっかりに。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2010年3月14日
- 読了日 : 2010年3月7日
- 本棚登録日 : 2010年3月7日
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