主人公が思春期のいけ好かない青年であるせいか、ほとんど彼一人の孤独な旅路であるせいか、ストーリーが長々とした独白のようだった。
受講してわかったことだが、このストーリー全体に広がる「長々とした独白のようなもの」こそ‟自己との戦い”であり、日本人には理解しえない、西洋独特のものなのだとわかった。そのように顧みると、孤独の深さ、静けさなどがじわじわと伝わってくる気がした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説・エッセイ
- 感想投稿日 : 2020年6月14日
- 読了日 : 2020年6月14日
- 本棚登録日 : 2020年6月14日
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