影との戦い ゲド戦記 (岩波少年文庫)

  • 岩波書店 (2009年1月16日発売)
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本棚登録 : 224
感想 : 20
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主人公が思春期のいけ好かない青年であるせいか、ほとんど彼一人の孤独な旅路であるせいか、ストーリーが長々とした独白のようだった。
受講してわかったことだが、このストーリー全体に広がる「長々とした独白のようなもの」こそ‟自己との戦い”であり、日本人には理解しえない、西洋独特のものなのだとわかった。そのように顧みると、孤独の深さ、静けさなどがじわじわと伝わってくる気がした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説・エッセイ
感想投稿日 : 2020年6月14日
読了日 : 2020年6月14日
本棚登録日 : 2020年6月14日

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