大あたり殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 2-3)

  • 早川書房 (1977年11月1日発売)
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感想 : 14
5

愛すべき酔いどれ探偵(弁護士)マローン+仲良し夫婦ジェーク&ヘレンが今回もドタバタを決めてくれた。
私の評価で読みやすいミステリ=頭の中で映像化して生き生きとキャラクターが動いてくれる モノだということが良くわかった。
この前作「大はずれ殺人事件」もそうだが、洋画を観ているような印象を受ける。各キャラクターの洒落た会話、煌びやかなカジノ、女性陣の綺麗な衣装。そしてテンポ良く話が進み、頭の中で映像化されて読者を飽きさせない。
ゆるーい黄金期の本格、ということでとても楽しめた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外ミステリ
感想投稿日 : 2011年5月15日
読了日 : 2011年5月15日
本棚登録日 : 2011年4月26日

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