冒頭から言葉遊び風に命名されたキャラクター達や、物語の設定紹介(捜査ならぬ操査、真相からの新相etc.)、事件についても、逆さづりの死体や上半身が燃えながら二階の壁に激突する死体など、久しぶりに『このテイスト』の霞先生の作品!と大喜びで楽しめました。
裏家業として殺し屋をやっているが故にいじくりまわす事件現場。そこから導き出される解決は多重推理モノではあるのだけれど、真実を嘘の真相へ変換していくアプローチがとても面白かったです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
国内ミステリ
- 感想投稿日 : 2019年1月4日
- 読了日 : 2019年1月4日
- 本棚登録日 : 2019年1月4日
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