O嬢が恋人のルネにロワッシーへ連れて行かれるところから物語は始まる。鞭の痛みと恐怖、身体を乱暴に扱われ服従を強制される苦痛、そして歓び。其処には他人に自身の全てを捧げる高貴な女性の精神が描かれているように思われるのだ。奴隷状態の快楽が文章から全面に溢れており私は美しい姿の彼女たちに景仰の念を抱いた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
フランス文学
- 感想投稿日 : 2015年4月3日
- 読了日 : 2015年4月3日
- 本棚登録日 : 2015年2月21日
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