いやー、何故か『変身』挫折→『審判』挫折→もう一度『変身』に挑戦してやっと読みきれた。前は何だか自分に置き換えて想像すると苦しくなって、止まってしまった思い出。
カフカの怒涛の長台詞、好き。
最近引っ越したばかりで、手持ちぶさたでどうしても寂しくなりがちだったけど、巻末のカフカの人生について「カフカは孤独にならないと執筆出来ないと考えていたから、結婚するのを躊躇した」的なことが書かれていて、何だか勇気をもらえたよ。孤独と向き合おうじゃないか。
そういえば、本の表紙で虫の絵が描かれようとしてたけど、カフカは断固拒否したらしい。大賛成。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年7月1日
- 読了日 : 2020年7月1日
- 本棚登録日 : 2020年7月1日
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