今回は高校時代に遡って碓氷優佳がその推論の達人ぶりを見せる現時点でのシリーズ最終巻。こんなJKホントに居たらチョッと怖いけど、クールビューティーで人に関心の薄い女の子はとても魅力的ではある。人の死なない日常のささやかな謎を次々つまびらかにしていく碓氷嬢が時折見せる感情や女の子っぽさはとてもキュート。彼女の冷徹な知性をこれからも、もっともっと読みたいと願うのである。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説・戯曲・エッセイ(国内)
- 感想投稿日 : 2014年7月31日
- 読了日 : 2014年7月31日
- 本棚登録日 : 2014年7月31日
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