当然ながらバトラーなど男性使用人は都合により出てこない。そして家内を仕切る奥様も当然都合により出てこない。だってエロ小説だもの。しかし、19世紀終盤頃の英国に於ける身分制度並びに家事使用人の役割分担や序列などはエロ小説とは思えないくらい精緻に語られている。でも、家人にとって下級使用人は空気と一緒というのが本当のところのようだから、本作の坊っちゃんのような羨ましき体験はできなかっただろう。まあそんなことはどうでもいい。使用人の女性たちがエロ可愛く坊っちゃんの相手をしてくれればそれだけで十分満足なのである。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ラノベ(絵本)
- 感想投稿日 : 2016年8月8日
- 読了日 : 2016年8月8日
- 本棚登録日 : 2016年8月8日
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