シリーズ第4弾。
上司の特命を受け、老スリ逮捕を試みる三課の仕事のヘルプに入った大友。
今回は簡単に終わる仕事と思ったのだが、思わぬハプニングもあり
老スリを取り逃がし、さらにはその老スリが殺されるという事件が起きる。
逮捕を試みた際にアタッシュケースをひったくられた被害者もなぜか姿を消し、
殺された老スリの身辺からはそのケースが見つからない。
なにもかもが消失。
三課のメンバーとともに一課の捜査に加わり事件解決に向けて奔走するのだが…
福原との関係、息子優斗との関係などなど周辺の物語も今回は動きがあって
前作よりははるかに面白かったな。
「なぜか相手が口を割ってしまう」という大友の不思議な力も今回は控え目だし、
普通に推理小説として読むことができました。
残念だったのは、「失敗を挽回する」って表現があったり、明らかに人物名を
間違えている部分があったりしたこと。
些細な事だけど、どうしても気になってしまうよねー。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
た行
- 感想投稿日 : 2012年12月7日
- 読了日 : 2012年12月7日
- 本棚登録日 : 2012年12月7日
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