スキミング: 知らないうちに預金が抜き盗られる (扶桑社新書 2)

著者 :
  • 扶桑社 (2007年2月1日発売)
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本棚登録 : 27
感想 : 8
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偽札鑑定機最大手の社長が綴る現代のセキュリティの危うさ。特に銀行のキャッシュカードやクレジットカードなど、金銭に直結するアイテムでの脆弱性をあぶり出すとともに、実際の被害もいくつか紹介してくれているので、自分の仕事のネタとして使える、という点で非常にためになりました。結構知っていることが多かったのは事実ですが、対策を考える立場の人から現場の話を聞くといかに自分たちが脆弱なインフラの上でタイトロープダンシングをしているかっていうことがよくわかるわけです。
ただ「ウルトラダラー」を読んだあとだったので、この社長もなにかしら絡んでるんじゃないかと妙な邪推をしてしまったのも事実(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年8月14日
読了日 : 2010年10月14日
本棚登録日 : 2012年8月14日

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