スパイダーマンとしてニューヨークの平和を守りながら、恋人グウェンとすごす日々をピーターは満喫していた。
ところが、旧友のハリーがニューヨークに戻ってきたのを機に、その生活は少しずつ変化していく。
事故で人間発電機となったエレクトロや、パワードスーツを身に着けたライノ、グリーン・ゴブリンがピーターの前に立ちはだかる。
今回のアメイジング・スパイダーマン2では、なぜピーターの父親リチャードがオズコープ社に追われていたのか?、なぜオズコープ社が遺伝子研究に巨額を費やしていたのか?、リチャードがオズコープ社でおこなっていたのがどんな研究なのか?、様々な謎が明らかになる。
なぜピーターとハリーが敵同士になってしまったのか、それはオズボーン家が代々伝わる遺伝子病の治癒に遺伝子改造した蜘蛛の血清が必要だったのに、ピーターが前作のコナー博士の例から拒否反応を危惧したため断ったのだが、ハリーは親友ピーターの助言を無視して蜘蛛の血清を自らに投与してグリーンゴブリンになってしまった。
市民の喝采を浴びるスパイダーマンに対する嫉妬から敵対するエレクトロとスパイダーマンのタイムズスクエアでの両者がビル群を縦横無尽に飛び回る壮絶なバトルやスパイダーマンとグリーンゴブリンの空中戦とピーターがリチャードの秘密を追う中でグエンとスパイダーマンとしての活動とグエンとの恋人関係のどちらかを選ぶかで気まずい仲になってヒーローとしての岐路に立ち苦悩する人間ドラマが組み合わさって、サムライミ版に負けない素晴らしいスパイダーマン映画に仕上がっています。スパイダーマンファンの男の子も、スパイダーマンにいいアシストしています。
- 感想投稿日 : 2023年3月2日
- 読了日 : 2023年3月2日
- 本棚登録日 : 2023年3月2日
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