生きることへの執着を失い、生まれ故郷の港街に戻った勇介(大森南朋)。
金も仕事もなく自堕落に過ごしていた彼は、顔にアザのあることで恋愛を諦めていた京子(三輪ひとみ)に興味を抱き、強引に肉体関係を結んでしまう。
なし崩し的に同棲生活を始めてしまう2人だが、京子の妊娠が分かり、2人の関係にひびが入る。
ジョージ秋山の原作を映画化。
肉欲の塊のような勇介を大森南朋、本当の愛を信じる京子を三輪ひとみ、痩せている女が好きだという言葉に狂わされて拒食症になった女や金で言うことをきかせる男たちの欲望や打算や女の欲望や愛を赤裸々 に描いた力作です。
欲望や打算に振り回されながらも、愛を求める人間を赤裸々に優しく描いた力作です。榊いずみの主題歌が、切ない余韻を残します。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年3月25日
- 読了日 : 2024年3月25日
- 本棚登録日 : 2024年3月25日
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