淡々と進んでいく話の中に、少しずつ変わっていく人間模様や、どことなく漂う不穏な感じが面白い一冊だった。元同僚であり友人の日浅のもう一つの顔が徐々に浮かび上がってくる様子が、日常の中にうまく描かれていてぺージをめくる手が速まった。若干文章が私には難しかったが、再読していくともっと楽しめる話かなとも思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年8月12日
- 読了日 : 2017年8月12日
- 本棚登録日 : 2017年8月12日
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