アメリカン・スクール (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1967年6月27日発売)
3.68
  • (36)
  • (55)
  • (67)
  • (7)
  • (3)
本棚登録 : 760
感想 : 75
2

「アメリカン・スクール」
半分上の空で読んでしまったからかもしれないけれど、何が何だかわからないうちに終わってしまいました。
戦後、日本人英語教師がアメリカン・スクールに参観に行く話。タイトルから想像していたのとかなり違う内容でした。
敗戦国の日本がアメリカ指導で復興していく。日本人にとっては屈辱的なことでもあり、主人公は英語教師であるが英語を話すことにためらいがあります。自分が自分でなくなってしまうような感じがするというのです。一方で、英語を話すことを苦としない女性教師。英語だと、何でも気兼ねなく話せてしまう。
そのあたりの対比が要点なのかなぁと思います。終戦後の日米関係がポイントかと!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説・日本
感想投稿日 : 2010年8月31日
読了日 : 2010年8月31日
本棚登録日 : 2010年8月31日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする