おもしろかった。
考えたことのない世界だったけど、もし自分が…と想像すると、一人一人がすごく現実的に思えた。
自分がそのころの親の年齢に差し掛かった時、幼かった自分が感じた「大人の親」と現実の自分の姿がどうしてもかぶらない…逆に考えると、当時の「大人の親」は幼かった自分からそう見えていただけで、現実の自分と同じように悩み迷い悔みながら生きていたのかもしれないと思うと、親だから、親が言うから、親が喜んでくれるからと頑張った幼い日の自分のあれこれが空しい思い出になっていく気がする。
子育てが終わりに近づいた私の人生は、子供らからはどう見えているのだろうか?
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年11月8日
- 読了日 : 2014年11月5日
- 本棚登録日 : 2014年10月18日
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