([ふ]1-1)坂の上の坂 (ポプラ文庫 日本文学)

著者 :
  • ポプラ社 (2012年11月15日発売)
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 カイシャを辞めても、ハッピーに暮らしていけるか。どんなコミュニティと関わっていくのか

●感想
 仕事一本の中年サラリーマンは読んだ方がいい。会社だけで生きていくと、定年後、孤独な日々が待っている。
 早めに自分の仕事の方向性を決定し、組織に埋没しないビジネスパーソンを目指すこと。会社以外に、コミュニティを持つこと。スポーツをするとか、学校を支援するとかして、地域の人とかかわりを持つこと。ブランド物の消費を辞めて、日本の文化に目を向けてみること。読むたび、仕事以外での生き方を考えられる本。手元に置いておいて、数年おきに、ぱらぱらと、見返したい。

●本書を読みながら気になった記述・コト
・自分の人生は会社ではなく、家族に記憶される
>自由な思索の時間と、家族の時間こそが、いかに重要であるかを知った
・「本を出す」つもりで生活する
・本を読み始めたら、自分の言葉で語れるようになった

*会社以外の、コミュニティを持つ
・学校を支援することで、若返る
・著者がヨーロッパに出かけた時、どのように地域コミュニティに関わって居るか、どのような役割を果たしているかは、会話の中心事項だった

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年11月3日
読了日 : 2022年11月6日
本棚登録日 : 2022年10月9日

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