現代の貧困: ワーキングプア/ホームレス/生活保護 (ちくま新書 659)

著者 :
  • 筑摩書房 (2007年5月1日発売)
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感想 : 59

貧困問題が昨今になって注目されだしたのは、中流階級が下層へと下がっていくことで起きつつある格差の拡大に伴ってのことだ。しかし、貧困は格差とは関係なしに存在するところには存在していた。高度経済成長期の日本は国全体が裕福であれば貧困も自然となくなると考えていたようだが、実際は目をそらされていただけだ。
こういった貧困の問題は自分のことと重なるので読んでて絶望的な気分になる。
持つものはさらに恵まれて、持たざるものはさらに奪われる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年4月20日
読了日 : 2017年4月20日
本棚登録日 : 2017年4月20日

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