3000億円の事業を生み出す「ビジネスプロデュース」戦略 なぜ、御社の新規事業は大きくならないのか?
- PHP研究所 (2015年5月13日発売)
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ほとんど認識通りだったので、新しい学びは「自分の認識はズレてない」というところか。
アメリカはこの20年で飛躍的に成長した。一方日本はというとほとんど成長なく、時価総額は逆転し追いつけないほどになった。
大手企業もスタートアップも3000億円の事業創造に立ち向かえているか?
SDGsは非常にいい舞台。
■3000億円の事業創造における重要な問い
1.どんな社会的課題に立脚しているか?
2.その社会的課題に値する市場規模はどのくらいか?
3.あなたの企業でできる範囲と、他のプレイヤーにお願いすべきところはそれぞれ何か?
4.あなたの企業がそのポジションをとれる理由は何か?
5.他のプレイヤーがそれをやってくれる理由は何か?
6.その事業には具体的にどんな法整備や規制の緩和かわ必要だろうか?
■ ビジネスプロデュースの肝
「社会的課題を取り込み、それを解決する形での業界を超えた構想を描き、その実現に向けた仲間づくりをして連携していく」
■考え方の違い
"欧米人は、大きく考えて大きな絵を描こうとすることが多いように思う。普通に考えても「できない」ことをいかに「できる」ようにするかを考えるし、そこに価値を置く。それに対して日本人は「できる」ことから発想する傾向が強いように感じる夢や理想から発想するよりも現実から発想する。しかし、今ある技術、今ある市場、今ある業界から発想している限り、桁違いの成長など期待できないのが現代のビジネス環境だ"
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- 感想投稿日 : 2020年1月18日
- 読了日 : 2020年1月18日
- 本棚登録日 : 2020年1月18日
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