辻政信という日本軍人が、参謀として作戦を数多く失敗した挙句、終戦期には自らの野望を求めて、蒋介石に接近し、最後は弱体化した国民党をさらに見限って、共産党へと接近していく様子を描いている。日本人という感覚以上に、自分のアイデアを大切にし、その実現のために東アジアを股にかけて躍動する彼のストーリーは新しい。ただ、どこまで著者の記述が真実なのかはよくわからないが。
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カテゴリ:
Historical Science
- 感想投稿日 : 2014年2月10日
- 読了日 : 2013年12月27日
- 本棚登録日 : 2013年12月27日
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