『秘本三国志』以来の陳さん。
最初に著書を読んだのは10年以上前だが
繰り返し読み返した小説だった。
孔明死後の三国志について
書かれた小説を読むのはこれが初めて。
世界史でさらっと学んだ晋の成り立ちを
魏からの登場人物の終焉と重ね合わせて
読むのは興味深かった。
陳さんの他の本も読みたくなってきた。
漢詩が読めるようになりたいなあと
つくづく思う。
原語で読もうとしなくても
日本語で読む方法があるっていうのが
特殊で面白いジャンルだと今気付いた。
そういえば、NHK教育番組の漢詩朗読は
まだやっているのだろうか。
理解しきれなくても、あの低く優しく響く朗読の声と
霧がかった雰囲気が好きだったなあ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史小説
- 感想投稿日 : 2009年10月15日
- 読了日 : 2009年10月15日
- 本棚登録日 : 2009年10月15日
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