大学論を組み替える―新たな議論のために―

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  • 名古屋大学出版会 (2019年10月28日発売)
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高等教育論が専門でない教育学者による大学論。些末なことにとらわれない論旨の展開がよかった。著者は将来像答申と分野別質保証、学術会議が報告した参照基準を複数の章で引いている。羽田先生の論文もよく引用している。矢野の「学びの習慣仮説」もあった。本書のような先行研究を踏まえた大局的に見た大学論は、読者自身がいろいろ考えをめぐらす触媒にしやすい。特に1~3章は参考になった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 高等教育
感想投稿日 : 2020年5月17日
読了日 : 2020年5月16日
本棚登録日 : 2020年5月16日

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