最も自分に近しい人が、突然いなくなる。
予測していないことが、当然のことのように起こることに筆者は戸惑う。
事実に対する違和感からこの世のことと受け止められない感情と、喪失感が混ぜ合わさった、妻を亡くした風景を切り取った、悲痛でいて、客観的にななめ上から自分を観察しているようなクールさがどこかにあるような、不思議な力のある作品。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年5月1日
- 読了日 : 2022年4月28日
- 本棚登録日 : 2022年4月28日
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