"僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia." (小学館文庫 は 10-1)
- 小学館 (2011年7月6日発売)
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カンボジアに150万円で小学校を建てる。
医大生たちのノンフィクション。
ポリシーにとらわれて、動きが遅くなるくらいなら、
フットワーク軽く、行動し続けることが大事
というのがよくわかる。
自分たちなりに、自分たちのやり方で目標を達成するというのが、素晴らしい
自分が何者か、自己実現したい
というような若もの特有の、「自分」に重点が置かれているのが内容と「人の為」というテーマと違和感もあるけど、
ボランティアや人の為に動いている人たちにも、きれいごとではない生活もあり、筆者はその部分も含めてさらけ出したのだと思う。それは筆者の誠意なのだと思う。
でも風俗とかの描写までは特に必要ないかな。
最後に小学校の開会式にあつまってくれたカンボジアの人たち、その熱意が写真から伝わってくる。
なによりも、そこに厳然として、小学校が立ったことに価値がある。
何はともあれアウトプットする。それが人のためになる。
という素晴らしさ。
継続することも大変そうだなとも思うけど、この行動し続けることが解決策になるだろう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年5月3日
- 読了日 : 2021年5月3日
- 本棚登録日 : 2021年5月3日
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