電車で読んでいて、何度も噴出してしまいそうんいなるのをこらえるのが大変だった。
選手もそうだが、監督が論理的でいながらはっちゃけていて、キャラが立っている。
「ドサクサ野球」「何事も大きく」等すてきなフレーズが連発される。
頭の良いこと、論理的であること、自分を客観的に見れることなど、など、本来褒められることが、野球と絡まった途端、ここまで面白く、滑稽にみえるとは、発見だ。
かしこい彼らは真剣に考えて、野球に論理的に取り組んでいるだけなのに、本来こっけいなはずの、ド根性精神の野球を正常な立場として、彼らをみることでどうしようもなく面白くなってしまう。読んでいく内に、この事象は、今の野球の固定観念にしばられている自分を笑っているようなものでああることにうすうす気が付いていく。
読書状況:いま読んでる
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- 感想投稿日 : 2016年10月26日
- 本棚登録日 : 2016年10月16日
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