東京の本屋さんの紹介。1ページに1店舗か2店舗掲載。タイトルにあるように「街の本屋さん」という気軽に行ける、小さいお店が多い。
時間があれば、紹介されているすべての本屋さんにも行ってみたいが。中々その時間がとれない。
この感覚、何かに似ているなとお思ったら、おいしいラーメン屋さん特集などの本を読んだ時と同じ。
ラーメンというシンプルな食事に色々な工夫をしている名店に対して、そう来たかー。食べてみたいなと思う気持ち。同じ本を売るでも色々なアプローチがあって、行ってみたいなーと思ってしまう気持ち。
そんな感触で読める紹介本です。
最近は新刊書店がつぶれまくっている中、生き残っている本屋、新しく生まれる本屋は、独自の芯を持っている本屋さんが多いのかも知れない。
本屋さんにいったら、思ってもいなかった刺激を得れるという、そんな場所が私の理想的だが、この本に紹介されている本屋はそんな本屋さん達だ。
割と最近できた本屋さんも多い。そんな魅力的な書店が次々に生まれていることが嬉しい。
地域毎に紹介されている。
荻窪、西荻窪、谷中・阿佐ヶ谷・中野というあたりの本屋さんにはなじみがなく面白かった。
実家の近くの清住白河に古本屋が増えていることも知らなかった。(いつの間におしゃれタウンになってしまったのですね。しみじみ。)
行ったことがあるのは、東京堂書店、書泉グランデ、青山ブックセンター、蔦谷書店と、我ながら有名な商業書店だらけだなと。個人がやっているような本屋さんも開拓したいと感じた。
- 感想投稿日 : 2017年12月30日
- 読了日 : 2017年12月30日
- 本棚登録日 : 2017年12月16日
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