マリー・アントワネット (通常版) [DVD]

監督 : ソフィア・コッポラ 
出演 : キルスティン・ダンスト  ジェイソン・シュワルツマン  アーシア・アルジェント  マリアンヌ・フェイスフル 
  • 東北新社
3.20
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本棚登録 : 2808
感想 : 543
4

ソフィア・コッポラ印のgirly&Rockな作品。

等身大のふつうの女子が、身の回りのことと素直な感情で向き合う。

ただ、そのふつうの女子は王妃でした。

80年代のロックが、MTV的な、享楽の雰囲気に合っている。
まるで、現代人(バブルくらいの人々)がカツラをかぶって、仮装で集まり、わいわいやっているように見えてくる。

フランスの話なのに英語。
この映画の本質として、英語がかなり似合っている。

例えばヴィスコンティの映画で英語版があるが、あれには、違和感を感じてしまう。
イタリア人が撮ったイタリアの話なのに、世界に向けて英語??という気持ち悪さ。

だが、この映画はフランスの話なのに、英語でよい気がする。
ある意味フランスのスノッブさを批判しているような、外部目線の切り取り方として納得感がある。


その他、良いところ
 ・映像が美しい。
  → どのショットも、かわいく絵になる。
 ・ロックの選曲
  → オープニングのギャングオブフォー
    かなりかっこいい。
 ・ラストの静止画(写真)の締めが、かっこいい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年7月26日
読了日 : 2019年7月25日
本棚登録日 : 2019年7月25日

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