エコール・ド・パリの時代のパリに行って錚々たる芸術家に会えるなんて、夢の様。
観ているこちらも気分が浮ついてしまう。
日常にそんなことがおこってしまうコメディー。
とてもリアリティがあって、メルヘンチックでもなく、普通に20世紀前半のパリに行ってしまう。
主人公達が旅行者である設定が違和感をなくさせるキーポイント。
鼻もちならないアンチ役がアクセントになっている。
この登場人物もウディ・アレン的。
まさに、今まで通りのウディ・アレン印なんだけど、新鮮な印象。
大御所もいいところなのに、ここまで軽やかな作品を作れて、きちんと観客にも夢見させられる。ウディ・アレン凄いな。
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- 感想投稿日 : 2020年10月12日
- 読了日 : 2020年10月12日
- 本棚登録日 : 2020年10月12日
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