すでに社会の中枢から(表面的には)外れた老人たちによるテロという着想がおもしろいし、現実社会とのシンクロも見事で、あながち荒唐無稽と思わせない。気になったのは主人公セキグチのグダグタ振り。グダグダ過ぎてリアリティがそがれる。ここさえなんとかすれば、もっとスピード感のある小説になったと思う。惜しい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2015年8月5日
- 読了日 : 2015年8月4日
- 本棚登録日 : 2015年8月5日
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