再読。大好きな館モノ。クローズドサークルに近い森の中の館に閉じ込められる、なんて素敵なシチュエーション。異界へのアクセスも殺人事件の密室の謎も急降下であっさりと解かれ、正直拍子抜けしてしまうけど、作品の雰囲気が好き。建築学科らしい図面の書き取りや溶接に関する話題が出てきたのも良かった。さすが、専門。やはりぼんやりと終わってしまうものの、読後感は悪くなかったです。睦子叔母様が侮れない。赤柳探偵の謎は深まるばかり。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年9月9日
- 読了日 : 2020年9月9日
- 本棚登録日 : 2020年9月9日
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