ジェンダーイクオリティや結婚・パートナー、キャリア形成やリーダーシップ、ダイバーシティなどの多岐にわたるテーマに対し、鋭い主張の背景に丁寧な論証あり、と思わせられる一冊。
タイトルだけ一見すると女性向け?と思いきや、読了して感じるのは、男女問わず、双方向けではないかという点。
ビジネス、日常生活のあらゆる場面に潜む「ジェンダー・バイアスやステレオタイプ・スレット」がいかに危険か。それを取り除くには、互いをより深く理解し合い、尊重の意思を持ってを持って誠実に向き合うことが大切と感じる。
加えて、ジェンダーの話題からは逸れるが、個人的には「キャリア形成は梯子ではなく、ジャングルジムであるべき」との指摘に感銘を受けた。
向かうべき将来像を持ちながら、中期的な目標(18ヶ月プラン)を達成していくことは、会社経営で言う「中期経営計画とビジョン」と類似しており、実践に値する。
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- 感想投稿日 : 2020年10月20日
- 読了日 : 2020年10月20日
- 本棚登録日 : 2020年10月6日
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