UFOに関する昔の本を色々読んで面白おかしく紹介。
中でも今では黒歴史となって抹殺された「CBA」関係の事件を掘り起こしているのが面白かった。
読書好きはこんな風に読書で得た知識を役に立てなくてはいけません。
本書のように面白おかしく紹介するとエンタメ・都市伝説ジャンルの本となり、
学究的に紹介すると学術論文となります。
唐沢俊一は読書好きが目指すべき一つのロールモデルではないか……と思いながら本書の口コミを検索すると……?
何と盗作疑惑が持ち上がっていました。
何で知らなかったのだろうと思えば、本書は2007年発行。
当時はまだネットが普及する前で、当然私もネットにつながる手段を持っていなかった。
私も唐沢俊一と関心が重なる部分が多いので今までも接点がありそうだったのに、意外となかった。
というのは、中3時代に発症したうつ病が悪化の進展を辿り好きな本を読むことすらできない精神状態に追い込まれたから。
その上唐沢俊一と考え方が違うのではっきり言って嫌いでした。
唐沢はいわゆるトンデモ本を馬鹿にして飯のタネにしていますが、私は馬鹿にする気にはなれないこと。
そして政治的な考え方が完全に相容れなかった。
(趣味の分野で関心が重なるけど政治的に相容れない先人が多い。原田実なんかは特に)
まあ私もようやく本書のような本も読めるくらいに精神状態が良くなってきました。
遅きに失した感もありますが、これから少しづつペースを上げながら読んでいきたいと思います。
https://sfkid.seesaa.net/article/478414819.html
- 感想投稿日 : 2020年11月11日
- 読了日 : 2020年11月11日
- 本棚登録日 : 2020年11月11日
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