ドストエフスキーがそこまで言うならと思い読んでみたらこれがおもしろい。
「外套」のアカーキイさんが不憫でかわいそうでしょうがないけど、そういう人に対するゴーゴリのまなざしはとても優しい。
ところで「アカギ」ってこっから名前取ったんじゃないかなんてふと思ったけど考えすぎか。
「鼻」はカフカや安部公房的なストーリーで、外套よりエンタメ。
荒唐無稽なようでいて、自分が悪いわけでもないのにひどいことに巻き込まれるというのは人生のあるあるなので、これもまたあるあるなんだと思った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2019年11月10日
- 読了日 : 2019年11月10日
- 本棚登録日 : 2019年10月30日
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