小遣いが無くて買えなかった海外SFノヴェルズの一冊。当時巨匠アシモフの15年ぶりの長編SFということで話題になりました。ヒューゴー賞とネビュラ賞を受賞したとの事ですが、内容的には復活ご祝儀の名目が大きかったのでは?と勘繰らせるくらいです。特に第2部いる?!と思うくらいつまらない。やっぱりアシモフのSF とは相性悪いのかな。これを読んでも何か自分の中で変わるとか衝撃を受けるとかは特にないアイデア・ストーリー。純粋なミステリーは面白いのになぁ。残念。
無限のエネルギーがただで手に入ったら働かなくてよくなるのか?とか月を自由に動かして地球は無事でいられるのか?とか詰めの甘い部分へ突っ込みながら読んだから逆にそうゆうテーマの本を読みたくなった。こういう隙だらけの本を読むと今の自分がどんなところに関心を持っているかはっきりしてきておもしろい。アシモフありがとう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2023年10月7日
- 読了日 : 2023年10月7日
- 本棚登録日 : 2023年10月7日
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