奇妙なタイトルに惹かれる。1920年代の前衛的な人間の出てこないバレエを創造した芸術活動から借りたシュールな作品。
9年前に昏睡状態に陥った理沙の脳内活動と現実の東京がリンクしてくる。バラードを思わせるタイトル作から第3章までの構成。タイトル作はとてもシュールで面白いのですが、だんだんテクノロジー的なわかりやすいお話になってくる。自分的にはそんな説明的にならなくても良かったかな。
猛暑のなかでシュールなバラードを読みたくなってきたぞ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2018年7月21日
- 読了日 : 2018年7月21日
- 本棚登録日 : 2018年7月21日
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