実はG・ソロスと言っている事は非常に近い部分がある。再帰性という概念は本書の中でも繰り返し登場する。
本書を読む限りにおいて、著者は歴史家としてモダニストに分類されると思う。この本に出てくる歴史家たち(あるいは自然科学者を含めて)の歴史認識のタイプを分類するだけでもかなりトレーニングになるだろう。
1950年代にしてすでに「進歩」という概念についても極端に負のイメージがついてしまっていることに驚く。
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- 感想投稿日 : 2014年1月2日
- 読了日 : 2009年1月10日
- 本棚登録日 : 2014年1月2日
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