歴史に在っても、「風魔の小太郎」については虚実入交じって色々なことが伝えられている。大小様々、新旧色々な勢力が入り乱れた関東に永く君臨した北条氏の下には、諜報や工作活動に従事した優れた忍者集団が居たことは疑う余地が少ないように思うが、その頭領がどのような姿であったのか、どのような人物であったのかは知れない…また歴史では、「風魔の小太郎」は盗賊になって悪名を馳せ、処刑されたと伝えられる…
本作は、上記のような「未詳な歴史」を題材に想像の翼を大いに広げた活劇で、非常に愉しい!!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
宮本昌孝 作品
- 感想投稿日 : 2012年5月27日
- 読了日 : 2012年5月27日
- 本棚登録日 : 2012年5月27日
みんなの感想をみる