おくのほそ道: 付 曾良旅日記 奥細道菅菰抄 (岩波文庫 黄 206-2)

  • 岩波書店 (1979年1月16日発売)
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昔の優れた人の跡を(そのまま)模倣するのでなく、その人が追求した本質を学び取れ。松尾芭蕉『許六離別詞』

古池や 蛙飛びこむ 水の音(静寂・動・静寂)。▼夏草やつわものどもが夢の跡(悠久の自然vs儚い人間)。▼閑(しずけ)さや 岩にしみ入る 蝉(せみ)の声(音=動の中に静寂がある)。※立石寺りっしゃくじ、山形。▼やがて死ぬ けしきは見えず 蝉の声。▼命なり わづかの笠の 下涼み。▼この道を 行く人なしに 秋の暮(くれ)。▼もの言えば くちびる寒し 秋の風。▼木枯しや 竹に隠れて しづまりぬ。▼命二つの 中に生きたる さくらかな。松尾芭蕉『奥の細道』1702 みちのく陸奥

松尾芭蕉『野ざらし紀行』

※芭蕉。伊賀の武士。

②元禄文化

読書状況:いま読んでる 公開設定:公開
カテゴリ: 日本史
感想投稿日 : 2023年12月8日
本棚登録日 : 2023年12月8日

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