今年の最後に選んだのはこれ!
どうも最近自分にとっての良作に恵まれないなぁ、と思い、満を持して手に取りました。
大藪春彦賞も受賞しているし、なにより多くのブグログユーザー様たちの高評価を受けるこの作品ならば絶対にまちがいないでしょう!!
…………ん?
あれあれ?
これって……?
ミステリーなんですね?
いや、嫌いじゃないです。むしろ好きなジャンルですけど、勝手にスポーツものだと思ってました。三浦しおんさんの「風が強く吹いている」みたいな。ギットギトの熱いものを想像してました。それとお仕事小説を掛け合わせたものだと思い込んでいました。
……悪くはないです。思ったより淡泊でしたが。
なんとなくしか知らなかったプロのロードレーサーの世界を垣間見れましたし。
ミステリーとしても、なるほどねとは思ったんですが、いまひとつ動機に納得が出来かねました。
石尾の行動。
袴田の行動。
香乃の行動。
ん~、そうなるの? それでいいの?
う~ん。この人気作でも心に響かないなんて、巡り会わないっていうより、今更だけど自分って絶望的に読書に向いてないのかも(・_・;)
たしか、京極夏彦さんの小説中の登場人物、古書店の店主である京極堂はこんなようなことを述べていた。
世の中につまらない本など一冊もないのだよ、と。
つまらなく感じるのは読み方が悪いからだ、と。
まあ、それは極端だろうけど、どんな本でも楽しく読めるに越したことはない。
どんな本でも楽しく読めて、感動し、興奮し、下手な難癖ばかり思い浮かべずに、ただただ素直に読書できたならどんなに素晴らしいだろうか。
それは読み手の能力であり才能なんだろうなぁ。
普通に羨ましい(笑)
まあグチってもしゃーない(´▽`*)
来年こそぉぉぉぉぉの精神でいこうっと!!
ご覧いただいた皆様。
しょうもないレビューにいいねしてくれたり、コメントで遊んでくれたブグ友の皆々様。
今年は大変お世話になりました(*- -)(*_ _)
来年もよろしくね~(^^)/~~~♪
- 感想投稿日 : 2022年12月31日
- 読了日 : 2022年12月31日
- 本棚登録日 : 2022年12月31日
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