100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート

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  • マガジンハウス (2012年9月25日発売)
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「絶対」「普通」という言葉を使わない。絶対などないし、万人にとっての普通もまた、存在しません。
「お金がない」「時間がない」と言わない。限られたお金や時間でものごとを進めるのは、自分の責任です。不足の原因は、自分の生活態度にあるのかもしれません。それなのに「社会のせい、世の中のせい」と責任転嫁をしていたら、いつまでたっても足りないままでしょう。
いつもバランスを整える。
もっと良くするにはどうしたらいいかの工夫を続ける。「まだまだ良くできる」と考え抜き、できる限りのことを行動に移す。
身の回りにひとつ増やしたら、ひとつ減らす。
自分がどう生きていくかは、どう時間とつきあうかと通じています。
自分の働き方をお客様に見てもらう気持ちで働く。「常に見られている」という意識があれば、背筋も自然に伸びるはずです。
今日のことをていねいに、先のこともぬかりなく
こんなふうになりたいという個人的な目標、夢を持つ。
いつも、素直、初々しさを心がけて働くこと。
常に「自分はCOUBOOKSの人間だ」という自覚を忘れてはいけません。「自分のことは誰も知らない」と思っていても、どこかで誰かしら見ています。
所作は常に美しく、ていねいに。「いつも見られている」という意識を持ち、「どうやったらより美しくみえるだろうか」と考えることが大切。
どんなに忙しくても、不機嫌になって仕事をしない。誰にでも事情はあります。体調、気分の波、私生活のあれこれ。忙しすぎて余裕がなくなることも珍しくはありません。だけど、それはそれ。仕事に持ち込まない。
何事にも想像力を働かせること。
目の前のことの先のその先まで想像力を働かせて、よく考えること。
準備と段取りをできる限り入念にすること。仕事のほとんどは準備で終わる。
何事も私物化しない。すべて共有していることを忘れない。

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カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2013年10月26日
本棚登録日 : 2013年10月26日

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