子供の素直な疑問をストレートな表現でぶつけられると、それがあまりに的を得ているので、大人は返答に窮することがありますな。
オトナの世界には、「落としどころ」という、双方にとって都合のいい空間というか、そんなものが用意されておりまして、だからなのかはわかりませんが、納得のいくまで説明せずに曖昧な決断をしているように子供からは見えるのかもしれないし、実際にそうなのかもしれませんな。それを「そうだ」と指摘されたら「なんだと小童がー!」といきり立ったりして、どっちが大人なんだか・・・。
とかなんとかワヤワヤと意味不明の文章をまとめきれずに書き綴っておりますが、この本は、またしても素晴らしい内容でして、帯にもコメントがありますが
「なにも言わなくていいから、ぼくたちのこと もっとよく見て。
すべての親へ、教師へ、子供と関わる人たちへ」
つまりは、全国民の皆様に御一読いただきたい一冊なのでありますな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
趣味の読書
- 感想投稿日 : 2007年12月5日
- 読了日 : 2007年12月5日
- 本棚登録日 : 2007年12月5日
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