空ノ鐘の響く惑星で(11) (電撃文庫 わ 4-21)

著者 :
  • メディアワークス (2006年7月10日発売)
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本棚登録 : 303
感想 : 10

イリスが段々可愛くなっていきますね。それに比べて、リセリナ。どうなっちゃうのかと本気で心配になりましたよ。とことん後ろ向きなんだなぁ。生い立ちを考えれば無理ないのかもしれないですが。
それにしても、多分罠だろうなあと思っていたら、やっぱり罠でしたね。たかだかそれぐらいでメビウスたち主力が首都を離れるわけないのに。その辺が、情報戦の勝利ということなんでしょうね。
さて、奪還組と違って、これからが出番の使者組。ウルクとフェリオの魅力の見せ所(なんか違)ですね。これは次巻ですが、どうなることやら。
この二人、いつの間にかすっかり出来上がっているように見えるのは私の気のせいでしょうか。いや、フェリオはまだリセリナのことも気にかけていますが。でも、ウルクに決めたとしても、彼の性格上、リセリナを気にすることはやめないでしょう。
身を引くと決めたリセリナも、エルシオンの日記で立ち直ったみたいですから、気が変わってるかも。…うん、脱出後どうなったのかにもよりますけど。
そして、コウ司教により、意外な事実判明。うわぁ、こう来るか。この土壇場でそこまで話が大きくなるとは。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 渡瀬草一郎
感想投稿日 : 2010年5月15日
読了日 : 2006年10月6日
本棚登録日 : 2010年5月16日

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