アスペルガー症候群の主人公パトリックを中心に描かれている。この病気についてはスティーブン・スピルバーグなど著名人も数多くなっていることは聞いたことがある。
この作品を読んで具体的にどういう症状なのかよく分かった。それにしてもなぜ、母親との関係がここまでこじれているのか不思議に思っていたが最後の方でやっと理解することが出来た。
それにしても解剖学とこの病気を組み合わせて、サスペンス仕立ての小説にするなんて恐れ入りました。また、主人公がある事をさかいに霧が晴れたように人間として成長していく姿は素晴らしく、良かったねと思わず声をかけたくなった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
サスペンス
- 感想投稿日 : 2016年6月29日
- 読了日 : 2016年6月29日
- 本棚登録日 : 2016年4月15日
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