主に筆者がブログに書いていた文章をまとめたエッセイ本。
彼女にとって「文章」は発表を前提に書くものだったらしく、つまり彼女の書く文章はすべて作品なのだった。
思考がダイレクトに伝わってくる力のある文章ばかりなので、読むためにも気力がいる。
それは普段誰も言葉にしてくれない、見ない振りをしている部分に彼女がスポットを当てているため、自分の心と向き合うことを余儀なくされるからなのかもしれない。
彼女は望んでいないのだろうけど、私はすごく共感した。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年4月2日
- 読了日 : 2018年4月2日
- 本棚登録日 : 2018年3月13日
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