封神演義 7 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社 (1997年12月4日発売)
3.55
  • (99)
  • (42)
  • (294)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 1213
感想 : 22
5

殷と戦う意思を示した西岐に対する各方面の反応を描く第7巻。北伯とのやり取りは非常に印象に残る一幕。太公望の策がありつつも、最終的な解決はそこではないところで成り立つことで、その存在の大きさが劇的に演出される。そしてそのままの流れで大きな変化を描き出すのだ。これ以上の構成はなかっただろう。
殷に対しては金鰲側が動いてくる。西岐の都で繰り広げられる魔家四将戦はまた絶妙な魅力がある。これまでの仲間集めの集大成として協力して戦い、その中心で太公望が策を練る。序盤から待望だった展開がついに来た、といったところか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 所有物
感想投稿日 : 2018年8月5日
読了日 : -
本棚登録日 : 2018年8月5日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする