殷と戦う意思を示した西岐に対する各方面の反応を描く第7巻。北伯とのやり取りは非常に印象に残る一幕。太公望の策がありつつも、最終的な解決はそこではないところで成り立つことで、その存在の大きさが劇的に演出される。そしてそのままの流れで大きな変化を描き出すのだ。これ以上の構成はなかっただろう。
殷に対しては金鰲側が動いてくる。西岐の都で繰り広げられる魔家四将戦はまた絶妙な魅力がある。これまでの仲間集めの集大成として協力して戦い、その中心で太公望が策を練る。序盤から待望だった展開がついに来た、といったところか。
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- 感想投稿日 : 2018年8月5日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2018年8月5日
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