作者自身、描きたかったから描いたが売り上げに響くかもしれないと思ってしまうほどインパクトのある表紙に彩られる第16巻。巻のタイトルに「死闘」とつけるほどの戦いが繰り広げられる。ここまで十天君に対してはほぼ犠牲なく戦いを進めてきただけに、ここでとんでもない実力をもった聞仲、というのが非常に印象づく。いくらなんでも強すぎるのでは…と思ってしまうほどの暴力的な様は鮮烈に記憶に残る。そして犠牲があることが主人公としての太公望をかえって描き出していくもので、後から振り返ってみればこの展開で本当に良かったと思わされた。
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- 感想投稿日 : 2018年8月5日
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- 本棚登録日 : 2018年8月5日
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