ソロモンの偽証: 第Ⅲ部 法廷 上巻 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2014年10月28日発売)
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感想 : 285
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とうとう始まった裁判。
今まで端役の人物の目線で裁判の進行を語らせたり、意外な証人が登場したりと、興味深い裁判となってきました。
判事、検事、弁護人とのやり取りも、中学生とは思えない程素晴らしいです。そして、裁判に真剣に向き合う大人達(中には違う人もいるけど)。
それだけ、この中学校において深刻な事件であったのだと改めて感じさせます。
しかし、この裁判で決着を着けて、果たして何が残るのだろうか?と心配になりました。
次巻で完結。裏に何かありそうな彼は、どうなるのでしょうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年2月16日
読了日 : 2024年2月16日
本棚登録日 : 2024年2月7日

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