映画化が決定し、ニシノくんを竹野内豊さんが演じるとか。
えーーーーーーー!綾野剛だろー!
って、思ったので、読み返してみました。
たぶん、最初に読んだのは20代前半だったかな?
その時には『こーゆー男にひっかかってはならぬ!』と強く念じました。
なぜなら、強く願ったり、思ったりするレベルじゃなく念じないと、たいていの女の人はニシノユキヒコにひっかかってしまうからです。
こいつは危険な男なんですよっ!
女の人が、イイオンナであろうとすればするほど、深みにはまるタイプなんです。
だから、ニシノくんを好きな自分が好きになれてしまうという、自己愛を満たしてしまうのです。
危険です。
小説だけでも、そんな男見てみたいわっ!
って方、軽いタッチですので、一日でさらっと読めるのでオススメ。
ただ、さらっとしている分、奥まで染み込む作品だと思います。
ちなみに、男性のみなさまは、この本を読んでもモテはわかりませんよ(笑)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
川上弘美
- 感想投稿日 : 2013年9月9日
- 読了日 : 2013年9月9日
- 本棚登録日 : 2013年9月9日
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コメント 1件
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2014/03/20