乳と卵 (文春文庫 か 51-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2010年9月3日発売)
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本棚登録 : 8430
感想 : 867
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表題作、「乳と卵」。
大阪から上京してきた親子。
特に娘の体の成長と、それに伴う心を描いていて、
母親は、豊胸手術をすることに取り憑かれる。
親子の関係に、上京中に泊めてもらう母親の妹の家。
3人の交流が、娘にどう影響していくのか・・・。

女性特有の体や心の成長、親子間の問題点、
こういうところをどう感じるかってところでしょうか。
読むにあたり、男性と女性で感想が違うであろうし、
自分は男性なので、感覚が違うし、悩むことのない部分で
悩んでいるなってことで、つたない感想になりました。

大阪弁で読みにくいみたいなレビューを見ますが、
そこは、人によると思いますが、そんなに気にならないと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2022年4月30日
読了日 : 2022年4月30日
本棚登録日 : 2022年4月28日

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