これを仏文の枠に入れていいのか悩んだ。
メーテルリンクといえば『青い鳥』。こんな本書いてるなんて全然知らなかった。クモ、生物全般、世界への深い愛情が伝わってくる。確かにクモって魅力的な生き物だよねぇ。
そして私がいいなと思うクリエーターはみんなベルギー出身。メーテルリンクはあの美しいブリュージュの出身。クノップフの描いた街並みの中で水蜘蛛が動きまわる様子を想像すると、なんか夢の国に行けるみたいな、幸せな気分。
ちなみに版元の工作舎さんは「博物文学シリーズ」と銘打ってとても魅力的な自然科学にからんだ本を出してくれてます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文學
- 感想投稿日 : 2012年7月16日
- 読了日 : 2012年10月11日
- 本棚登録日 : 2012年6月29日
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